初日からGlobalで戦わなければいけないweb3の世界

web2では、言語の壁や規制に伴い外国企業にとっては少なからず参入障壁がありましたが、web3ではそちらの優位性はほとんどなくなってしまいます。なぜなら、ブロックチェーン上はそもそも世界を横断している以上、ネットワーク効果が以前と比べ物にならないほど強力であるからです。例えば、日本版Uberは存在し得ても、日本版Ethereumは意味を成しません。つまり、初日からグローバルで戦わなければいけない。このままではGAFAを始めとした、web2の再来どころか今以上に日本はweb3の分野に存在感がなくなり兼ねません。つまり、今から動かねば非常に分が悪くなる一方ですし、2022年が最後のチャンスであると言っても過言ではないでしょう。

和組DAOのビジョン -『日本をweb3立国へ』

そこで和組の構想として、『日本をweb3立国へ』を一つの目標として位置付けます。現時点でweb3の世界を席巻しているのは紛れもなくアメリカです。Uniswapを始めとした多くのDeFiプロトコルは米国より誕生していますし、何よりweb3におけるリスクマネー供給は米国が群を抜いています。

一方で、その下地を支えているWeb3分野の起業家やエンジニアが圧倒的に不足しているのもまた事実です。

もし、『日本をweb3立国へ』と位置付けた場合どのようになるでしょうか。 和組は、次の①~③のサイクルを回していく必要があると考えます。

① 体験+学習 (Active Learning) 初心者の方を心優しく迎え入れ、実際にNFT購入などの体験を通じて理解度を高い人を増やす。

② リソースや知見の共有 (Connect) 構想や知見を共有することで、質の高いコミュニティを形成する。

③ 起業支援+投資 (Fund) 度胸ある起業家のプールを増やし、彼らにリスクマネー及び支援を提供する。

和組エコシステム構想

上記を達成するために、以下のような、和組エコシステム構想を考えております。

和組の構想マトリックス.png

和組DAOを中心として、メディアやAMAを通じてweb3の認知を増やしながら、「和組Cats」などのプロダクトを通じて、NFTのミントやガバナンス投票を経て、実際にweb3を「体験」する機会を和組としては提供していきます。また、web3に取り組む起業家・エンジニアの方々のプールを増やすことで、その中から投資DAOを通じて投資やインキュベーションを行っていきます。これら全体の恩恵が和組会員の方々に還元できるよう、和組ならびに日本のweb3界全体を盛り上げていきます。これが僕の考える、『日本をweb3立国』を念頭に置いた、和組エコシステム構想です。

全体としては、クリプト全体に対して往々に規制が追いついていない中、高いリスクを許容するだけの支援者の厚みを増していかなければならない。この『日本をweb3立国へ』とのくらい大きなビジョンを頭の片隅にでも意識する人が増えることで、日本が世界のweb3から遅れを取り戻す良いきっかけになると信じております。自分個人としては、全くのweb3初心者でありながらも、去年の夏から数多くの方からのご支援を経て、web3への理解度を深め今スタートラインに立てているので、そちらの再現性を高めること、次のUniswapを日本から生み出すこと、そこに和組としての存在意義はあります。

日本において、web3の『体験者』の数を増やす

和組として、一番最初に取り組むべきなのは、web3に「理解」のある日本人の母数を増やしていくこと。ここでいう「理解」がある人とは、表面的なファクトを通じてweb3を語る人のことではなく、実際に手を動かしてトークンをスワップしたり、NFTを購入してたり、DAOのガバナンスへ参加したり、とクリプトの『体験』を通じてweb3の感覚値が高い人のことです。そのためには、和組を通じて初心者の方をどんどん迎え入れ、そうしたweb3の『体験』に触れる機会を一人でも多くの日本人の方に提供することが重要です。

最後に

和組DAOを通じて、長文になりましたが、日本の皆さんがweb3に興味を持ち、クリプトの世界へ一歩踏み出すきっかけになればとても幸いです。また最後になりますが、和組DAOが目指す形に少しでも共感された方、日本の未来を作っていく上で貴方の力が必要です。初心者の方から学生までどんな方でも大歓迎ですので是非Discordからご参加ください…!

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